2012年4月24日

2012年度 大場研究室親睦会が開かれました!

皆様こんにちは。無事4回生となることができました、野口です。

去る4月23日、四条の某居酒屋にて大場研究室恒例(といっても自分たち新入り組は初めてなのですが)の親睦会が開かれました。
今回は大場先生を含め11人の参加となりました。
文句(笑)と賛美が混じりあった飲み放題とコース料理に舌鼓を打ち、研究室内で多勢を占めるiPhoneの機能について議論が交わされたり、日頃の授業内容の感想を述べ合ったりしていた中、
先日誕生日を迎えられた我らが大場先生のために、誕生日ケーキならぬデザートが登場しました。
デザートの登場で全員のテンションが最大限に高まり、すぐさま大場先生がターゲットの撮影タイムが始まりました。そんな中先生はカメラに向かってデザートを持ってポーズをとっておられたのですが、
なんとアイスが入っていたグラスが倒れて割れてしまう、という事態が…!!
←After
これについて先生は「カオス的なアート」と表現され、持ち前のポジティブな考え方を発揮されておりました。
幸い、破片は細かく飛ばなかったようで、デザートは先生の名前が書かれた部分まで(笑)しっかりとおいしくいただきましたのでご安心を。
これからも一年頑張っていきましょう!!

最後にこの場を借りて、様々な作業と並行して幹事を担ってくれた今井君に非常に感謝いたします。お疲れ様です。

B4 野口

2012年4月19日

お花見!!

こんにちは。4回生になりました今井です。

先日15日に研究室のメンバーでお花見を決行しました。
今回のお花見は今年度から新たに研究室の仲間に加わった研究生の陳さん、林さん、
そしてM1の小谷さんを初めて交えた催しとなりました。


お花見の場所は近場ながらも穴場の府立大学のグラウンドで行いました。

案外、誰でも入れるようなので、来年は皆さんもどうぞお越し下さい。











鴨川沿いは大混雑でしたがココではゆったりと
満開の桜を楽しむ事が出来ました。







満開の桜と、風に舞う花びらを見ながら、昼間からのお酒をいただく格別の時間にみんな酔いしれました。
個人的には『はせがわ』のハンバーグ弁当とおいしい日本酒に大満足の一時でした。


『花』も『団子』も存分に味わえた楽しい企画になりました。
企画してくださった先輩方に感謝です。ありがとうございました。

2012年4月17日

中国雲南視察7日目(4/3,最終日)

6日目には麗江から
飛行機で昆明に帰りました。

ホテルで
昆明理工大学の李先生に合流し
お土産に,お茶など素敵なものを頂きました


最終日は移動日です

北京経由で帰りましたので
少しだけ時間が余ったので
市内に地下鉄で向かいました












そのまま
ほぼトンボ帰りで空港に急いで戻りましたが

なんとその日は
なにやら日本中が嵐に襲われたようで
飛行機が遅れ
もっと北京観光できたな,というより帰れるか不安で

わたしはハプニング好きだもんで
なんとなく,楽しんでいましたが
先生は仕事があるので気が気出ない様子でした。



なんとか
深夜に関空には着けたものの
帰れる電車などはなく

ホテルも満員で
空港に毛布を借りて泊まりました。

個人的には
中部国際空港でも泊まったことがあるので
次はどの空港で泊まれるかたのしみです

宮下

中国雲南視察6日目(4/2)

6日目,次の日は移動日なのでこの日が視察最終日です。

麗江には2泊したのですが
ホテルは麗江古城のなかにあるホテルで
四合院のような配置をする棟がいくつも並ぶところでした。


さて
本日は,麗江の郊外の石鼓鎮に向かいました

この石鼓は揚子江(長江)が360度近く向きを変える
それをみわたすことのできる尾根沿いに集落を構えるまちです。

そこを目指して,途中の集落もきにしながら,
車を走らせ,峠を越えていきました。





最初に現れた集落
海白村

やはり,とういか日干し煉瓦です













石鼓は長江ぞいで

その周りは水(雪解け?)が豊富なようすでしたが
途中の集落はおよそ雨が少なさそうな様子でした。









海西村や
ここらへんの道中の家屋では
木積(?),丸太の校倉造り構法の建物がみられます












そんな寄り道をしながら石鼓鎮につきました







 写真では日干し煉瓦の棟が多いですが
いろいろな外壁が見られました
それは伝統的材料(日干し煉瓦など)のものや
新材料(焼成煉瓦,CBなど)でみられます












雨は少ないものの
雪解け水が豊富なようすが
この写真で見られると思います


















さて
現在建築中の建物もありましたが
現場で製材していた様子を動画で貼り付けます
これこそ
日本ではまず見ない光景でないでしょうか

宮下

2012年4月16日

中国雲南視察5日目(4/1)

4日目の夜に大理から麗江へとバスで移動しました。
途中,悪路もありながらウトウトバスに揺られること3・4時間

(中国人なら一度は行きたい!!)「麗江」にやってまいりました。

麗江での日程は
ホテルで朝をむかえ

まず,郊外のまちへとむかいました。

○白沙

ここは
日干し煉瓦ですね

足元には石を積みますが
そのうえは日干し煉瓦を高く積み上げています














漆喰などで仕上げている家屋もみられます。













ここ白沙では 改修中の建物                     新築中の建物












などがみられ
改修のものはもとより
新築の建物でも伝統的な構法,材料で建てられています。


○束河

ここはいくらか観光地化されており,
やや騒がしいところでした



こちらでは日干し煉瓦の壁の仕上げに
磚(セン)を積む家屋が多く見られます













さて郊外をまわりおわりいよいよの
○麗江古城














まー すごい人の多さ


カフェや飲食店
お土産屋などあらゆる店が展開され
人の多さにうんざりするくらいでした。




さて
この麗江は標高が高く
古城のあたりで2,400mくらいあります。
そして下の写真の山は5,000mをゆうに超えます
なんとも日本では味わえない場所にいたのだと思います。

宮下



2012年4月13日

中国雲南視察4日目(3/31)

もう,4日目とももなると
日に焼け,一眼レフのカメラのストラップが首にこすれてひりひりしてきます。

3・4日目の間の宿泊は大理古城のなかの2007年に建てられたホテルでしたが
古城の伝統的建築の構法をしっかりまもり
こまかい造作も手の抜かないなかなかのものでした

この日は詳しい場所のわからない
集落を目指して大理の郊外へとむかいました。

歩いて探していたのですが
途中,迷い,おおまわりをしましたが





昼過ぎにはたどり着きました








 この一帯は石で壁を積み,特に仕上げはしないようです





石の妻壁は屋根面より高く
一見,廃墟のようにみえますが
現役のものが多いです。
実際の廃墟もありそれでは石の妻壁が残り
小屋組がなくなる様子がみれます。

ここらへんに住んでいるかたはとてもおおらかでやさしく
急の簡単な調査や,家にあがりお茶を頂けるところもありました。


しかし,この景観は保たれる政策などはなく
ところでころでは石壁が崩され
コンクリートの数階建ての建物がみられました。








宮下

2012年4月12日

中国雲南視察3日目(3/30)

3日目は
昆明を朝から発ち,バスにて大理へとむかいました。
途中,
いくつもの集落をぬけてきましたが

およそこのような家屋が建っていましたが
散村型
集住型
その両方が見られました

またいくらかの家屋にはうだつが見られ

このうだつはこの視察の一つの主題となりました。






さて,大理に到着し
まずは大理の郊外の喜洲にむかいました。

喜洲の建物は
外部に(道路側)に閉鎖的で

日干し煉瓦に仕上げを白漆喰や磚(せん)を積むものでした













町家もみられ
ミセは全面開口で,うだつもみられる家屋もあります。













そのあとは大理古城にもどり
日が暮れるまで古城内の家屋を視察しました。
古城内は観光地化され,ばんばんと新築が建てられていましたが


古くからのこる家屋も多く見られます。
あるお宅では奥まで案内して頂きました
石積みの壁がおおくみられます


















さて
この夕食では
中国らしく?
ドジョウとヤゴとザリガニを頂きました。

およそ激辛な味付けでしたが
ヤゴは山盛りに盛られ
ドジョウはスープの中でしたが
すくえどすくえど,ドジョウが入っており,なかなか贅沢な食事でした。
宮下

2012年4月8日

中国雲南視察1日目~2日目(3/28~29)

さて,

3月28日から4月3日まで
中国雲南省,昆明・大理・麗江において視察調査を行ってきました。
メンバーは大場先生,研究生の留学生・林(リン)さん,私・M1の宮下です。


初日は昆明という,雲南の中心の都市までの移動のみでした。

夕食にホテル近くの食堂で魚のだしの鍋を食べました。
だしがよく効いており最高の出だしの食事となったのではないでしょうか











さて
二日目
昆明にある民族村に行きました。
この民族村は雲南のあらゆる少数民族の家屋のレプリカが展示されています。

観光地として,子どもの教養の場としては大成功しているようで
この平日にこんなにいるものかというくらいいる,小学生から中学生までの
児童・生徒の集団をかきわけ視察をしました。


その後,京都府立大学にもいらしていたイラビス先生(昆明理工大学)に
昆明理工大学の建築史をやっていらっしゃる揚先生を紹介していただき
また,その場に若手の先生の李先生が合流され
大場先生と揚先生の対談が行われました。



ところで
昆明理工大学は昆明中心部と
郊外部に二つキャンパスを持っており
建築は郊外の新しいキャンパスにあります。
精力的にデザインのほうの活動もされているようで
吹き抜けのホールには学生の作品がところせましと並べられていました。

対談後は,会食を開いて頂き,私なども豪華な食事を頂くことができました。
イラビス先生,揚先生,李先生,たいへんありがとうございました。


さて
この2日は同じホテルに泊まったのですが
そこは昆明理工大学(中心部)のなかにある立派なホテルでした。