2013年4月9日

福建蟳埔村蚵壳厝

まだ続きます,中国福建シリーズ
宮下です。
牡蠣の殻が積み上がっています。

これがあるのは福建省の沿岸部,泉州市です。
台湾と非常に近いようで,方言も台湾語にちかいそうです。

さて,上部の写真,これは
何かというと,
まあ,そんなに驚きでもないかもしれませんが,
壁です。
壁です
壁です




壁です






壁のスケールです







壁の断面です



牡蠣殻です。
大きいです




新築の牡蠣殻壁の住居


牡蠣の殻で作られた壁です。
壁用に使われる殻は大きいもので
今はもう,あまり穫れないそうです。
しかし,牡蠣の壁は現在進行形で建てられています。
古い壁を解体して牡蠣殻を取り出すそうです。






古い家屋の間取りは
三合院に準ずるようなもので,
内部の構造は木造の軸組です。
小屋組は意匠の凝ったものになっています。















ここでは,やはり牡蠣殻の壁が印象的で
それを保存,促進していこうとしているようですが

石や煉瓦のものでもいいあじ出している建築がありました。

























写真の煉瓦のものは100年前
石のものは30年くらいまえにいくらか建てられ始めたとのことでした。
新旧,牡蠣殻/煉瓦/石 それらが融合して,景観を生み出していました。

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