宮下です。
牡蠣の殻が積み上がっています。
これがあるのは福建省の沿岸部,泉州市です。
台湾と非常に近いようで,方言も台湾語にちかいそうです。
さて,上部の写真,これは
何かというと,
まあ,そんなに驚きでもないかもしれませんが,
壁です。
壁です |
壁です |
壁です |
壁のスケールです |
壁の断面です |
牡蠣殻です。 大きいです |
新築の牡蠣殻壁の住居 |
牡蠣の殻で作られた壁です。
壁用に使われる殻は大きいもので
今はもう,あまり穫れないそうです。
しかし,牡蠣の壁は現在進行形で建てられています。
古い壁を解体して牡蠣殻を取り出すそうです。
古い家屋の間取りは
三合院に準ずるようなもので,
内部の構造は木造の軸組です。
小屋組は意匠の凝ったものになっています。
ここでは,やはり牡蠣殻の壁が印象的で
それを保存,促進していこうとしているようですが
石や煉瓦のものでもいいあじ出している建築がありました。
写真の煉瓦のものは100年前
石のものは30年くらいまえにいくらか建てられ始めたとのことでした。
新旧,牡蠣殻/煉瓦/石 それらが融合して,景観を生み出していました。
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